兼学塾では、小6の1月ごろから、正負の数や文字式の予習を始めています。ただ、正負の数や文字式の計算は、中学の授業を受けていれば身につくものなので、あまり先取りに意味はありません。中学入学後はどうしても緊張して戸惑いもあるので、余裕ができるように、という精神的なお守り程度です。また、簡単に予習して中学の授業では考えることに集中する、という学習習慣をつける意図もありますが、これも入学時に絶対に必要なことではありません。
重要なのは、割合、単位量あたりの数、図形や統計の基礎知識など、算数の授業の復習です。これらが分からないと、応用的な単元は全滅してしまうし、計算式の意味もきちんと理解できないからです。兼学塾では、小学校卒業までに小5~小6の算数をくりかえし復習し、中学入学後も文章題を文字式で表す問題などに時間をかけています。。最初は教科書準拠の問題集から始め、「算数 標準問題集」(受験研究社)などで易しい中学受験の問題を演習しています。
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