2025年度は、中学の教科書が改定され、新しく採択された教科書が使用されます。塾で使用している教科書準拠問題集の版も新しくなります。(カリキュラムが大幅に変わるわけではないので、受験用の問題集では版が変わらないものもあります)
今まで使用していた教材では、英語の文法問題が使いにくかったり、理科や社会で解答しにくい設問もあったので、本年度から他の出版社の教材に変えることも検討していましたが、問題点がだいぶ解消されていました。本年度も、昨年度までと同じシリーズを使います。
数研出版、受験研究社、文理、新興出版社などの教材は、ブラッシュアップを重ねていて、質が高いです。学校のワークと定番の問題集をしっかり学習すれば、十分に基礎を理解できます。補充問題、解説、コラムなどまで目を通せば、周辺知識や応用力も身につきます。
ネットで受験について調べていると、「私立中学に行くほうが有利」「塾に課金しないと難関校に合格できない」というような言葉がどうしても目に入ります。しかし、文部省の指導要領に沿って勉強し、受験学年になってから受験対策をするのでも、特に問題ないと思います。大学以降での学びに必要な能力を身につけるのに十分なカリキュラムが組まれ、それを学習するための教材も充実しています。兼学塾では、塾でオリジナルの教え方をするよりは、学校で楽しく前向きに学習できるように塾が補助していく方が無理なく伸びると考えています。
難関国立大学や医学部など、最難関の大学を狙う場合は学習時間が足りなくなりやすく、中高一貫校や塾をペースメーカーにするほうが有利ですが、それでも基礎学力がある受験生が地道に学習をしていればいつかは合格します。「現役合格主義」のような言葉に煽られないほうが、過度のプレッシャーや忙しさに襲われず、良い結果につながるかもしれません。
教育費や学習の負担で悩みがあるときは、「今の日本では、すでに学ぶための良質な環境があり、それに誰でもアクセスできる」という視点を持つことも大切だと思います。