この3連休は、公立中学の定期テスト対策をしていました。疲れていても、皆さんがんばっていて、今の学生は本当に真面目だと思います。
この時期の定期テストでは、中1では密度、水溶液の濃度、光の作図、中2では電気回路、質量保存の法則、中3では力学、イオンのモデルが出題範囲が含まれることが多く、数学的な考え方を理科に応用します。理科の計算や作図は苦手になりやすいですが、兼学塾では授業時間を割いて理科の問題練習をして、お便りでも学校のワークの計算や作図の問題を解き直すようにアドバイスしています。
中学理科の計算や作図を学習することで、以下のようなメリットがあります。
・有効数字、単位、作図の方法などの基礎を身につけられる。
→高校の物理や化学でつまずきにくくなる。
・慣れれば簡単な比例・反比例で解ける設問が多い。
→定期テストや高校受験で得点源にできる。
→関数の意味を具体例から理解でき、数学にも良い影響がある。
今の大学受験では総合型選抜や推薦が主流になりつつあり、高校進学後、必修科目の理科で失敗して評定が下がるとプレッシャーになってしまいます。理系に進むのでなくても、中学理科をしっかり勉強しておくことで、学習面の負担を減らすことができます。今の学校の教材は充実しているので、家庭学習では、学校の教科書の補充問題やワークを解き直すのがおすすめです。
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