兼学塾では、中学受験生の授業でも、苦手科目は教科書準拠の問題集で小学校の勉強から積み上げています。また、夏休みの宿題や学校行事なども、きちんと取り組むようにアドバイスしています。
小学校の勉強をすることで、以下のようなメリットがあります。
・小学校で気持ちよく過ごすことで、ストレスなく生活でき、勉強の能率も上がる。
やるべきことをしっかりすることで、周りと良い関係をつくり、ストレスなく過ごすことができる。
・中学入学後、つまずきにくくなる。
小学校の勉強をしっかりやれば、学校の宿題や授業の準備を要領よく済ませたり、レポート作成やプレゼンテーションに必要なスキルを身につけられます。特に英語では、小学校の過程で過去形や不定詞など中学英語の骨格になる部分を吸収できます。
・パターンにはまらない問題への対応が身につく。
最近の中学受験では、特殊算や知識の丸暗記では対応できない問題が出題されます。小学校の授業で、様々な本を読んだり、模範解答と違う友達の意見に対応することで、初見の資料を読み取り推測するための土台ができます。
そもそも、受験勉強で伸び悩んでいる場合、テストやプリントが解けているだけで、教科書をよく理解していない場合が多いです。小学生だと、テストに慣れていると、学校の教材は勘で解けます。反復練習しても成績が伸びないときは、「小学校の勉強は大丈夫」と思い込まないほうがいいと思います。少し問題文が違うだけで基本問題を解けなくなったり、理科の対照実験など重要問題でくりかえし間違える場合は、思い切って教科書まで戻るほうが負担なく学習できます。塾では、「Z会グレードアップ問題集」(Z会)や「標準問題集」(受験研究社)など、小学校の勉強から受験レベルへの橋渡しになる問題集をよく使用しています。