新学期が始まりました。明日から埼玉・千葉の中学受験が始まり、高校受験でも私立高校の単願推薦の試験や、都立高校の推薦入試が目前です。緊張が高まると思いますが、小6、中3は最終学年でもあるので、書き初めや百人一首など、学校行事も楽しんでください。
中学受験生では学校を休む方がいいか悩む方もいますが、最近の塾では、どこも学校に行くように指導していると思います。受験終了後のことを考えても、感染症の流行や体調を配慮しつつも、昼間に学校で規則正しく生活して、帰宅後に普段通りの学習を続けてください。
高校受験生も、学校の授業を活用し、昼間の時間を有意義に過ごしてください。この時期は学校でも受験対策してくれますし、数学の三平方の定理、理科の天体、公民の経済・国際分野などは、どれも受験で重要です。昼休みに学校のワークを解くなど、うまく勉強しましょう。
また、中学受験でも高校受験でも、受験の日程や会場、手続き締切日、補助金や奨学金などの手続について、お家の方と御本人で確認してください。御本人が分かっていれば、お家の方が体調不良でつきそいできない場合でも安心です。特に、中学受験生は、問題を解いているだけで、予定をたてたり雑用をするのは全て大人任せ、という感じになりやすいので、当事者意識を育てる意味でも、事務的なことを話しておくといいと思います。
注意点ですが、入学金を支払えば手続きが完了したと勘違いしやすいので、入学説明会までに必要なことを確認してください。また、補助金や奨学金は、すぐ振り込まれるわけでなく、支払った金額に相当する額が、後から振り込まれる場合もあります。入学金や制服代などで現金が必要になる場合もあるので、いつ何の支払いが必要で、いつ行政などからの振込があるのか、カレンダーに入力して確認しておくと安心です。