兼学塾では、先週から本年度の教材を配布しています。在庫を置くスペースがなく、時間差をつけてお渡ししているので、まだの方はもう少しお待ち下さい。
中学受験や内部進学の試験がない場合は、学年相応の教科書準拠の問題集と、それぞれの生徒さんに合わせた教材数冊をお配りしています。本年度から入塾された方には、前学年の教材もお渡ししました。夏休み頃まで、今までの総復習をしていきます。また、漢字や計算などで苦手がある生徒さんには、授業で「毎日のドリル」(学研)など普通のドリルも使っています。
小学校の勉強が易しすぎる生徒さんには、国語、算数、英語の応用や先取りのテキストもお渡ししました。今回、教科書準拠問題集だけお渡しした方にも、学習の進行をみて、後日、応用的なテキストをお渡しします。
「Z会グレードアップ問題集」(Z会)の国語読解、「標準問題集」「ハイクラステスト」(算数)、「出口汪の日本語論理トレーニング」(小学館)、「英検○○をひとつひとつわかりやすく」(学研)などをお渡しすることが多いです。どれも、家庭学習で小学生が学習できるようにレイアウトや解説が工夫されていて、中学の学習で必要な基礎学力をつけるのに適しています。
理科や社会では、「○○のまちがえるところがすっきりわかる」(旺文社)や、「○○のつまずきを基礎からしっかり」(学研)のシリーズがおすすめです。これらは、小学校の教科書から中学受験レベルの橋渡し的な教材です。小学校で学んだことと関連付けながら、中学の理科・社会の予習ができます。
これらは、どれも書店で1,500円以内で購入できます。今の日本では、家庭学習用の良質な問題集が簡単に手に入るので、塾に通っていない場合でも、将来、公立上位校を受けられる質の学習ができます。塾の役目は、生徒さんに合った教材を選び、優先順位をつけて問題演習させ、ポイントの解説をして、忘れた頃に解き直しをさせるくらいです。