定期テストや学校行事がひと段落するこの時期からは、自分の目標に向けて受験勉強をしていくだけです。とはいえ、最近の大学受験や高校受験では、すでに推薦などで合格しているクラスメートもたくさんいて、受験一色という雰囲気ではないかもしれません。周りと自分を比べず、あせらず、疲れず、今まで通りに勉強しましょう。
国公立の大学や都立高校の入試に挑む人は、自分の努力や勇気に自信を持ってください。万が一、第一志望でが不合格で、推薦なら難しい私立に合格したかも、と受験の結果としては後悔することになっても、10代後半で得た知識や勉強のスキルは一生の財産になります。あと数か月、受験の前日までがんばってください。
評定や出席日数の問題で推薦が取れなかった人も、ピンチを成長のためのチャンスと思ってください。今の入試制度では、もし今回の受験で不合格になっても、あきらめなければ進路がつながります。漠然とした不安はマイナスでしかないので、先のことは悩まないようにしましょう。まずは目の前の受験に向けて、過去問を解くなど、一つ一つ勉強してください。大人になって仕事をして、家庭を持つと、責任がある立場になるほど思うようにはいかないことの連続になります。他の人より、少し早く大変なことがやってきたと思い、前に進むために勉強するべきことを考えましょう。