お正月明けの授業が始まりました。塾のドアと駐輪場に、バケツ田んぼの稲わらで作ったしめ飾りや、門松を飾っています。玄関には、生花や春の七草があるので、中学受験生や高校受験生は観察して下さい。
中学受験生は、いよいよ入試直前になりました。入試では、自分にはできると思いこんで、どんどん問題を解くことが大切です。不安を残さないように、算数の過去問を解き直したり、理科の人体など知識問題の見直しをするなど、あやふやな点をつぶしていきましょう。また、中高一貫公立校など、適性検査型の試験を受ける場合は、素早く正確に読み書き計算をする力が特に必要です。最後まで新しい問題にチャレンジし、問題を解くスピードを維持して下さい。
高校受験生は、採点している間も過去問や問題集を解いていて、主体的に勉強しています。高校生になると自分で勉強するしかないので、受験を目標にして、2月までに勉強のやり方を身につけてほしいです。ところで、入試直前は、疲れもあり、単語帳や用語集を眺めるだけの勉強になりやすいです。この時期は、記述問題や、数学の応用問題など、試行錯誤して知識をアウトプットする勉強を意識して取り入れて下さい。また、今後は模試や定期テストがないので、入試まで長文を読む機会があまりありません。「入試までに、国語と英語の過去問と模試の解き直しをする」など、無理のない計画で定期的に長文読解の練習をしてください。
本年度は大学受験生は推薦で既に進学先が決まり、本年度は共通テストや2月入試の対策授業をしていません。こんなことは初めてで、難関校を目指すのでなければ、推薦入試が主流になっていると肌で感じます。小学生や中学生の授業でも、大学受験をふまえ、学校の授業にしっかり取り組む姿勢や、表現力を伸ばしていきます。