明日から後期が始まります。前期の成績が思うようにならず、落ち込んでいる人もいると思いますが、とにかく次の中間テストまでがんばっていきましょう。後期の中間テストが終わると、学校の三者面談で志望校を確定し、いよいよ直前期になります。比較的時間がとれる10月に、志望校を絞って下さい。以下は、塾のお知らせで配布した内容と重なりますが、確認に読んで下さい。
1 学校見学に行く
私立高校では、出願の基準を満たしていても、一度も学校見学をしていないと合格しないことがあります。成績が落ちてしまったときのことも想定し、複数の私立高校の見学をしてください。
2 模擬試験を受ける
模擬試験は複数回受験しましょう。成績の推移を見ることで、より適切に志望校を選べます。例えば、成績が少しずつ上っている場合と、成績が急降下している場合では、同じ偏差値でも状況が違います。
3 過去問を解く
第一志望、第二志望の過去問集を購入し、解答を見ながらでもいいので、1年分解いてみましょう。過去問集が出版されていない場合は、高校に問い合わせて下さい。また、難関都立高校の推薦入試では、大学受験の小論文のような問題が出題され、対策に時間がかかるので、この時期から問題を見ておきましょう。
以下の場合は、慎重に志望校を選ぶ必要があるので、話しにくくても中学や塾の先生に相談しましょう。
・前期の成績で「1」がつき、希望する私立高校の推薦がとれない場合。
・私立の併願推薦をとらず、都立高校のみを受験する場合。
兼学塾では、都立のみを受験する生徒さんには、分割前期の入試が終わった後も、念のため分割後期に向けて無料の補習をしています。不利な状況でも、万が一を考えて準備していけば大丈夫です。周りに相談しながら、コツコツ受験勉強していきましょう。