習い事で英語をやっていない場合は、小5くらいから、小学校の英語の授業を復習する習慣をつけていく方がいいと思います。学校の授業では、先生や英語の得意なお友達が話している内容を全く理解できず、授業を聞き流してしまっているお子さんもいます。学校で教科書のどこをやっているのか分からない、日常的な単語を知らない、といった困ったことになっていても、中学のように厳しく成績評価しないので、危機感を感じないまま英語学習が遅れてしまいがちです。算数や国語では優秀なお子さんが、英語の授業だけ理解していず、採点していてびっくりすることもあります。
兼学塾では、「算数や国語のように、英語も遊び半分ではなく、学校で習ったことを自習する必要がある」という意識をつけるため、英語を習い事でやっていない生徒さんには、書き取りや文法ワークを出しています。また、教科書を音読するなど、簡単なことでいいので家庭学習するように、毎月のお知らせで生徒さん向けにアドバイスしています。希望者には、英検対策もしています。
また、中学で文法が始まったとき、難しいと先入観を持たないように、簡単に不定詞・動名詞や過去形など教科書で習う文法事項の解説をすることもあります。たくさん英語にふれておぼえるより、理解して学ぶタイプのお子さんは、小学生でも文法を学習するほうが楽に勉強できることもあります。
Category: 小学生の家庭学習