中3の前期の定期テストでは、文字式や方程式など計算が中心になります。兼学塾では、ゴールデンウィーク頃までに、乗法公式と因数分解、平方根、初歩的な二次方程式の計算を先取りしています。他塾でも、中3の数学では進度を速くすることが多いです。
計算力は、テスト期間に勉強するだけでは身につかないので、今から2ヶ月位かけて練習していきましょう。家庭学習では、学校や塾のテキストをノートに解き直したり、「くもんの中学基礎固め」(くもん出版)などの問題集で練習してください。因数分解や平方根では、分数の約分や通分のように、瞬間的に答えを出せるようになる必要があります。易しい問題集をミスなく暗算でできるようになるまで練習してください。
また、中3の定期テストでは、受験に向けて中2までの基本問題を出題する中学もあります。正負の数の四則演算、連立方程式、一次関数の式、図形の角度で苦手な問題があったら復習しておきましょう。
「4」や「5」を目指している受験生は、さらに中1・中2の文字式の文章題を復習して下さい。特に、整数や図形の証明問題が重要です。また、思考力や表現力を問う問題では、難関私立高校レベルの問題が出題されることもあります。「ハイクラス徹底問題集」(文理)などで、発展問題を練習しておくと高得点を目指せます。
Category: 高校受験