前回のブログは、一般入試にチャレンジする受験生宛てでしたが、今回は年内に合格が内定した受験生に向けています。
兼学塾では、例年、年内に合格が決まっても、大学からの課題、最後の定期テストの勉強、英検の準備など、コツコツ勉強を続ける生徒さんがいます。春休みに入ってからも、高校からの課題や検定試験の勉強について、相談に来る生徒さんがちらほらいます。兼学塾では、ヤル気を出させるようなはたらきかけは特にしていないので、本当に真面目なのだと思います。こういう能力は傍から見えにくいので、あまり世間で評価されないですが、進学後も今の気持ちのままがんばってほしいです。
単願推薦で合格した高校受験生は、期末テストに向けてワークの残りや入試向けの問題集に取り組んでください。数学の円、三平方の定理、標本調査、英語の仮定法、国語の古文などは、高1の授業で使います。できれば、都立高校や進学先の高校の一般入試の過去問を解けるように勉強してください。
また、近年の大学受験では、英検2級(難関大学では準1級)を取得することが一般的になっているので、高校英語の予習をするのがおすすめです。「高校英文法基礎パターンドリル 超基礎編」(文英堂)で基礎固めしてから、「高校これでわかる基礎問題集 英文法」(文英堂)など高校初級向けの問題集を使うと無理なく学習できます。(これで無理があるようなら、中学のテキストで五文型、時制、不定詞、動名詞、接続詞などを復習してください)高校生向けの問題集では単語が急に難しくなり、単語力の不足でつまずきやすいです。知らない単語が多く、学習の能率が悪かったら、英検準2級~2級向けの単語集などを併用してください。