秋の漢検・英検の勉強を始めています。本年度からは、授業中に検定対策をしたり、月初のお便りで検定の勉強をするようにアドバイスしています。高校受験では英検凖2級、大学受験では英検2級を取得していると、何かと有利になって余裕ができます。特に併願推薦をとる予定で、まだ目標の級に合格していない中学3年生は、期末テストが終わり次第、これが受験本番だと思ってがんばってください。
兼学塾で検定試験の対策をしている理由は、受験のためだけではありません。検定試験や国家資格などに合格すれば「目標に向かって計画的に努力できることの証明」になり、それが何かの折に生徒さんたちのチャンスを増やすかもしれないからです。多様なルートで大学進学でき、一部の大学を除いて入試が簡単になってきている現在、一般的な学生にとっては、学歴は「自力で計画的に努力できる」ことの証明にならなくなってきています。中学・高校時代に検定試験に合格することで、「勉強が検定合格という形で報われ、受験で自分の学力を証明する手段になった」という経験をしてほしいと考えています。
また、漢検や英検の学習で身につけられるような「読み書きの力」は、すべての学習の基礎になります。昨日の授業でも、英検の指導で「指示語が指すもの」「接続詞のつながり」を解説しました。中2くらいになると、毎日が忙しく、なかなか国語の学習にじっくり取り組めません。漢字を正確に書いたり、英検2級以上のリーディングやライティングの練習をすることで、初歩的な読み書きのスキルを確認できます。
Category: 塾について